岸本 章
岸本 章 Akira Kishimoto
画家
鳥取県鳥取市出身
受賞歴
1951年 鳥取市の城山の麓、湯所町に生まれました。
幼少期は、お堀や水路で魚とり、久松山で隠れ家ごっこなどをして遊びました。
小学生の時、絵画教室に通ったのがきっかけで絵が好きになり、写生で多くの風景画を描きました。
中学・高校になり、飛行機のプラモデル作りに熱中し工学部を目指すが数学が苦手なため挫折し、予備校に行くため上京しました。
受験に失敗した時、美大生と知り合い日本画に出会いました。
東京芸大日本画を受験のため、美術学院に通い、芸大実技で一次・二次に合格しましたが、学科で不合格。挫折を味わいながらも、美術に進む事に手応えを感じ、その後、アルバイトをしながら日本画家 川崎春彦先生(芸術院会員)に師事。
10年間東京で過ごした後、帰鳥しました。
その年、日展初入選、県展賞受賞しました。
鳥取に帰った私は、気がつかなかった山陰の海や山の自然と人々の営み、神話などに魅力を感じ、そこで自身の絵のテーマを見つけました。
そして、個展、日展に向けて制作活動をするようになりました。
昭和59年頃、島根太田市で鮫の漁取材し、初対面の漁師さんに船に乗せていただき実際の漁を体験しました。そこで感じた経験が「サメと少年」を描くきっかけとなりました。
その後、海の生物に魅力を感じ、おこぜ、ヒラメ、ハタ、烏賊の美しい自然の彩色に惹かれ、写生するようになりました。
鳥取に帰って日本画を描いて40年近く経ちました。まだまた多くの未発見の世界で、様々な可能性を追求しています。
私の絵のテーマとして多いのは、自然に恵まれた山陰の風景や人物画です。
風景画は、自然が織りなす四季折々の景色と、その一方で人間の手で開発された港や町。その両方がバランスをとり、共存している姿を私し流に表現し伝えています。
人物画については、子供たちが見せる可愛らしさだけでない、力強さ、生命力に満ちた躍動感などを独特のタッチで伝えています。
ご要望をヒアリングさせていただき、オーダーメイド絵画の制作を承っています。
必要であれば現地でスケッチし制作していきます。
オーダーメイド絵画事例
あじろ港:岩美町役場
パステル:ポートレート
デッサン(鉛筆とパステル):ポートレート
デッサン(鉛筆とパステル):ポートレート
初心者から上級者まで一緒になり絵画の楽しさを共有しています。絵画というとちょっと敬遠しがちですが、そんなためらう気持ちを一掃して「私にも描けた~!」の喜びを実感して頂けます。新たな趣味としてはじめてみませんか。
岸本章 絵画教室